江別のバラ専門店 花匠ばら壱の公式オンラインショップです。店舗は札幌中心部から車で約30分。ぜひお越し下さい。

バラの購入後の植え替えについて

こんにちは。花匠 ばら壱です。

2022年度の営業が始まり10日が経ちました!

多くのお客様にご来店頂き、初めてバラを購入される方にご案内することが増えてきたので、今回の記事では購入後の植え替えについて詳しく書こうと思います。

花匠 ばら壱では2年生大苗以上のバラのみを取り扱っており、多くの苗は販売用の6号鉢に入っております。

バラを購入されたお客様に「いつまでこの鉢で大丈夫ですか?」と聞かれることが多いのですが、この販売用の鉢は一番花(6月下旬に最初に咲く花)が咲き終わるまでを目安に、地面に植えるか大きな鉢に植え替えることをお薦めしております。

主な理由は2つです。

1つ目は一番花が咲く頃には根が育ってきて鉢の中いっぱいになってしまうこと。

2つ目は鉢が小さいと水切れしやすくなること。

そのため、バラを購入したらなるべく早く大きな鉢や地面に植え替え、水切れを防ぎ、伸び伸びと根を張る環境を作ることをお薦めします。

バラの花が咲いていなければいつでも植え替えができますが、蕾が大きくなり今にも咲きそうな場合やすでに花が咲いている場合は、花が咲き終わるのを待ってから作業しましょう。

地面に植える場合は50cm四方の穴を掘り、一番底に20センチほど腐葉土か堆肥を敷き詰めます。肥料を入れたい方はこの層に混ぜ込むと良いでしょう。

その上に軽く土をかけ、販売用の鉢からバラ苗をそっと取り出し植え込みます。周囲にはバラ用の土を詰め、バケツ1杯ほどの水をかけて完了です。

 

花匠 ばら壱ではバラの土を北海道の気候に合わせて独自に配合しています。店頭で取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

大鉢で育てる場合、直径30センチ以上の深めの鉢がお薦めです。底に土を敷き、販売用の鉢からそっとバラ苗を取り出して大鉢に入れ、周囲にも土を詰めます。鉢に土を入れる時は鉢の縁から5センチ〜10センチ下までにしましょう。水やりをした時に水がこぼれないためのウォータースペースになります。バラ苗を植えたら鉢の底から水が流れ出るまで水やりをして、植え替え完了です。

 

ばら壱で扱っている大鉢は、鉢の側面までスリットが入っており、水はけが良いため根腐れしにくく、バラの生育に適しております。

30型、36型、43型の3サイズを店頭で取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

また、バラを植え込む際にどこまで土に埋めれば良いのかもご質問を頂きますが、初心者の方には接ぎ木のテープを目安にすることをお薦めしております。

 

殆どのバラは台木に接ぎ木されており、ごく稀に台木から芽が伸びることがあります。

バラの台木はとても丈夫ですので、この台木の芽を放置すると上部の品種の枝に行く栄養が奪われてしまい、ついには品種の部分が枯れてしまうことがあるのです。

これを防ぐためには台木から芽が出たらすぐに取る必要があるのですが、その目安がこの接ぎ木のテープになるのです。

テープが張ってある部分より上から出た芽は品種の芽ですので安心して育てられます。接ぎ木のテープを目安に植え込んだ場合、台木の芽が出る時は土の中から出てくるので、その時は芽を元から取ります。

このような理由から、バラ初心者の方は接ぎ木のテープを目安に土に植え込むと良いでしょう。ただし、テープを巻いたままにしておくとバラが成長するにつれて食い込んでしまうので、地植えや大鉢に植え替える際に、接ぎ木部分のテープは外してくださいね。

そして最後に、バラの植え込みが完了し、12週間経ったら株の周囲に肥料を与えます。北海道では真夏にもバラが咲くため、春夏秋を通じて肥料が欠かせません。今の時期でしたら春用の肥料を4月末と5月中旬に1回ずつ

6月の一番花が咲き終わったら夏用の肥料をあげ、株にしっかりと栄養をつけましょう。

 

花匠 ばら壱では北海道の気候に合わせたバラの肥料を春用、夏用、秋用の3種類ご用意しております。

肥料のご注文は3000円以上お買い上げ頂くと北海道内は送料無料でお送りいたします。オンラインストアでも販売中ですので、ぜひご覧ください。


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